飲食店の集客につなげる!料理写真のインスタグラム活用方法2024/02/07 コラム

現在の10代~30代は「何を食べに行こうかな」「どこに遊びに行こうか」「何を買おうか」と思った時にSNS(InstagramやTwitterなど)で探すようになりました。

特に、Instagramは日本国内の月間利用ユーザーが3300万人を誇ります(2019年3月Facebook社公式発表)。日本の利用者は男性が43%、女性が57%となっており、主に20代~30代女性から高い支持を得ています。写真による訴求効果が高く、料理や空間のPRができることや位置情報、ハッシュタグによる検索によって、飲食店の宣伝に相性がよいSNSです。

今回は料理写真を効果的に使って集客につなげるInstagram活用法をご紹介します。

お店の顔となるインスタグラムの料理写真はクオリティが重要

集客のためにインスタグラムのアカウントを作られているお店や施設は多いと思いますが、なんとなく料理を撮影してとりあえず投稿されていませんか?

Food Graphicにお問い合せいただくお客様からは、「どのように撮影すればいいかわからない」というご相談をよく承ります。

膨大な量の写真が存在するInstagramの中から「美味しそう」「食べてみたい」「行ってみたい」と思ってもらうには、写真のクオリティが重要になります。

特に食べ物は写真のクオリティによって印象が全然変わります。看板料理や新作メニューなど力を入れて紹介したい料理の写真は、食欲を刺激するような美味しさを表現したり、お洒落なイメージを演出することが必要です。

ユーザーの心を掴むには統一感のある写真を

Instagramには統一感のある料理写真を投稿することが大切です。お店とは関係ない季節の風景や動物などの写真を入れたりすると、ちぐはぐした印象になってしまいます。

お店にはさまざまなメニューがあると思いますが、料理のアップ、引き、ふかんなど、お客様が「美味しそう」と感じたり「自分も撮影したい」と思うような、それぞれの料理の魅力を訴求するには最適なアングルや撮影方法があります。

お料理の写真を投稿するのでしたら、徹底して雰囲気、トーン、統一感をそろえて好印象を与えましょう。そのためには、写真撮影時にどの照明や機材を使うのか、自然光を使うのか、背景の色はどうするのかなど、撮影するメニューや料理素材などに応じて臨機応変に判断をしなければいけません。

ネットには撮影方法の情報がたくさんありますし、画像加工アプリなど便利なツールもありますが、一般の方が全体的に統一感のある料理写真を撮影できるようになるには時間と労力が掛かります。ご自分で撮影されるより多少コストは掛かりますが、プロのカメラマンやレストランのマーケティング経験者の提案や技術に任せれば、効率よくより良い仕上がりが期待できます。ご担当者の方が何もかも行うのではなく、撮影はプロに任せるという選択も視野に入れてはいかがでしょうか。

お客様が訪れやすくするための位置情報は必須

インスタグラムユーザーが自分の現在地から飲食店を探す場合、地図型アイコンをタップしたり、スポット検索で場所を入力します。すると近隣のお店が投稿画像と一緒に表示されるのが地図検索機能です。

表示された料理の写真を見て「この料理を食べたい」「お店に行ってみたい」と思ったら、投稿されている画像に追加されている位置情報を確認してお店や施設に訪れます。

ですから、インスタに投稿する食べ物の画像には店舗や施設の住所がわかる位置情報を必ず登録しましょう。

効果的にハッシュタグを使ってお客様とコミュニケーションを

Instagramのハッシュタグ(#)とは、投稿のキャプションやコメントに追加できるタグのことです。インスタグラムユーザーはハッシュタグでキーワード検索して情報を探すので、料理の画像を投稿する際はハッシュタグを必ずつけましょう。

キーワードはありふれた言葉の方が検索されやすいため、「#地名 #料理の種類 #特徴 #店名」の順に入れます。例えば、「#大阪 #本町 #イタリアン #パスタ #ランチ #店名」のようなイメージです。この場合は、ランチタイムに本町でイタリアン(パスタ)が食べたいお客様に見つけてもらうことができます。

ハッシュタグを活用することで、投稿を多くのユーザーに見てもらうきっかけにしていきましょう。

また、来店されたお客様がお店や料理の写真を投稿していただいたら、投稿へのコメントでお客様とコミュニケーションを取ることができます。コメントにメニューや食材についての質問があれば、やり取りをすることでお店への親近感をアップさせたり、ファンを増やすことにつなげられます。

参加型のキャンペーンでリピーターや新規顧客を獲得

インスタグラムではユーザー参加型のキャンペーンが行えます。例えば、飲食店で撮影した食べ物の写真にハッシュタグを付けて投稿すると、通常価格より割り引きがあったり、ドリンクサービスなど、なんらかのサービスを提供するキャンペーンができます。また、お店のアカウントをフォローしてもらうキャンペーン方法もあります。

こうしたキャンペーンを行うことで、多くの人にお店について認知してもらうことができるので、新規顧客の獲得のきっかけになります。来店したユーザーがお店で食べた料理の写真を投稿すれば、アカウントの信用性もアップします。

ですが、キャンペーンに参加してもらうには、飲食店のアカウント自体にお洒落な空気感やお料理の美味しさが伝わる写真が投稿されているかが重要になります。

飲食店の集客は料理写真が鍵を握っています。料理写真のブラッシュアップをご検討されている場合は、レストランやホテルのマーケティングを経験したスタッフが撮影をご提案するFood Graphicにお気軽にご相談ください。

 

 

 

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